別記事で紹介した新作人狼ゲーム「Paper Pirates」の遊び方、ゲームルールを紹介します
ゲームの舞台背景
ゲームの舞台は海賊船です
宝探しに出ていた海賊一行にトラブルが起こります
多くの財宝を手にした船長に「これを独り占めしたい・・・」という気持ちがよぎり、それを察した船員に海に突き落とされ殺されてしまいます
新船長&船員が「これで安心・・!」と思ったのも束の間、死んだ旧船長は呪いとなって船員に取り憑き宝を取り返そうとします
こうしてヒューマン陣営、ゴースト陣営の戦いがはじまります
ゲームの進行
ゲーム開始時プレイヤーにランダムに陣営(ヒューマンorゴースト)と船での階級が割り当てられます
船は右端の奴隷が一番低い立場で、左に行くほど偉くなります
階級と陣営は関係がなく、誰もがゴーストになる可能性があります
自分の所属陣営は操作画面右上の黒い丸ボタンからいつでも確認することができます
自分意外の他プレイヤーの所属陣営はわかりません
ゴースト陣営同士でも誰が味方かはわからないぞ
ヒューマン陣営の目標は島まで帰ることで、ゴースト陣営の目標はそれを邪魔して宝を海に沈めることです
一日の流れ
Paper Piratesの一日の流れはこんな感じです
昼 イベント
夜 投票
朝に船を進めるためのタスクをし、その後ランダムでイベントの発生、夜に誰を船から追放するかの投票をします
これを島に辿り着くか宝がなくなるまで毎日繰り返します
人狼による襲撃みたいなのはありません
それでは順にその様子を見てみましょう
タスク
タスクでは船長が船を進めるための仕事を指定します
プレイヤーの下に書いてあるバケツや宝箱のアイコンが担当の仕事を表しています
バケツを選べばバケツアイコンを持つ船員が、ハシゴを選べばハシゴアイコンを持つ船員がその日のタスクメンバーに選ばれます
そして指名された船員はこれに対して「従う」か「従わない」のカードを匿名で提出します
全員の提出が終わったらカードオープンです!
すべてのカードが「従う」であればタスクは成功で船は一つ進みます
一つでも「従わない」のカードが入っていればタスクは失敗で、船は進まずに宝が一つ失われます
このようにPaper Piratesではタスクへのカード提出でヒューマン陣営の進行を妨害をしたり、ゴースト陣営を予想していきます
アイツを指名するとやたら失敗でるぞ!みたいな
これを繰り返して宝が無くなるか島に着くのが先かの戦いを繰り広げるのです
イベント
タスクのあとにはランダムでイベントが発生します
イベントの種類は豊富で「お宝を手に入れるための挑戦」や「船の階級を入れ替える」「食糧難で誰か一人が犠牲になる」など様々です
イベント例
Census | 今現在船に何人のゴーストがいるかが公開される。誰かは不明 |
Whirlpool | 船の階級が逆になる。船長が奴隷に、奴隷が船長になる |
Price and the Pauper | 船長の陣営がいまと逆になる。ヒューマン→ゴースト、ゴースト→ヒューマン |
Mutiny | 船員が船長を追放するかの投票をする。過半数が賛成したら船長は追放される |
Spy | ランダムで指名された一名が任意の陣営を知ることができる |
Island Adventure | 島を散策して報酬を得るチャンスがある |
ゴーストを探すヒントになるものから遊びっぽいものまでさまざまなイベントが発生します
参加型のミニゲームもあるので楽しみましょう
投票タイム
夜の投票タイムでは船の誰を追放するかを決めます
この投票でゴーストを追放すればそのプレイヤーからゴーストが浄化され、ヒューマン陣営として船に戻ってくることができます
ゴーストを減らすチャンス!
Paper Piratesの投票は普通の人狼ゲームの投票と3つ大きく異なる点があります
投票数
投票数は階級により変化します。一番右の奴隷が一票で左に行くに連れ2票、3票と投票可能な数が増えていきます
船長は自分の投票+1票で追放できるぞ!
追放確定ライン
プレイヤー数に応じて追放に必要な投票数が設定されています。追放ラインまで投票されると他プレイヤーの投票を待たずに追放へ移ります
ヒューマンを追放すると誰かがゴーストに
この追放で正しくゴーストを追放できればその人間は浄化るのですが、無実の船員を追放すると投票した人の中からランダムで一人がゴーストになります
誰がゴーストになるかのランダム抽選は投票された票を再抽選して配るので、多くの票を入れた人がゴーストになる可能性が高いです
偉い人は狙った人を追放しやすいがゴーストになるリスクも高い
投票によってゴーストがヒューマンに戻ったり、ヒューマンがゴーストになったりゲーム中に所属陣営が移り変わるのもPaper Piratesの特徴です
船内の階級
投票数に差があったようにこのゲームではキャラクターの階級が大きく影響します
船長はタスクの任命や、最も多い数の投票など大きな力を持ちます
階級の移動
この階級はゲーム中になんども入れ替わります。メインはメンバーの追放時です
誰かを一人が追放されるとその人が奴隷として新しく一番右側に追加され、その他メンバーが一つ左に移動します(階級があがる)
船長はタスクの失敗を追求されるので長くその地位を守ることが難しいです
そしてこの階級は次に説明する勝敗条件にも大きく影響します
勝敗条件
Paper Piratesの勝敗条件は少し複雑です
条件1:船を島まで戻す。そして船長がゴーストではなければ勝ち
条件1:船の宝をすべて奪う(0になった時点でゲーム終了)
条件2:船長がゴーストの状態で島に帰れば勝ち
ゲーム終了時に奴隷の人は陣営に関わらず常に負け
船を島まで返すことが船員陣営の大きな目標ですが、仮に船長がゴースト陣営だった場合は船がついてもゴースト陣営の勝ちとなってしまいます
船が後少しで島につくような状況になったら「この船長のままゴールしていいのか?」と考えてみましょう
そしてゴール間近のときに奴隷状態の人はなんとしても階級を変える必要があります。船の不安を誘い、追放を誘導しましょう
こういう陣営や階級の違いによる策略が楽しいぞ!
Trait特徴
Traitモードではプレイヤーごとに特別な能力を配ることができます
人狼ゲームにおける役職のような感じ
ゲームが楽しくなる有力な役職を一部紹介します
役職名 | 効果 |
Thief | 追放されると宝を一つ盗む(減らす) |
Diligent | タスクに任命されて成功した時に倍の2マス進む |
Tainted | ゴーストではじまり、追放されてもゴーストのまま。他のゴーストが誰かわかる |
Pure | ヒューマンではじまり、追放されてもヒューマンのままでいる |
Twins | 二人セットで相方の所属陣営をしることができる*誰かはわからない |
Psychis | 追放された人の陣営をしることができる |
Disguised | 所属陣営をイベントや能力で暴かれたとき、実際とは逆の陣営として表示される |
Cursed | 3回追放されるとその時点でゲームが終わり、単独勝利となる |
ThiefやCursedを入れることで追放のリスクを増やしたり、PsychisやDisguisedを入れることで他の人の陣営情報をめぐる駆け引きを生むこともできます
能力あったほうが圧倒的に楽しいので遊ぶ時はこのTraitモードでのプレイをオススメします
22年冬追加役職
アップデートでイベント、役職ともにだいぶ増えていたので一部をメモしておきます
役職
The Beast | 追放されるごとに投票に追加で2票もつ |
The Berserker | 投票をスキップするごとに追加で1票もつ、一人で追放できる票数になるとスキップできない |
The Meddler | 仕事に選ばれていない日、任意の海賊の提出札を3回まで入れ替えることができる |
The Medium(中立) | その日の仕事に選ばれていないとき、ゴーストチームに3回までメッセージを送ることができる。メッセージはイベントタイムの前にゴーストチームに届く |
The Reaper(死神) | 追放者の魂を集める。魂が集まると契約を有効にする。内容はゲームごとに異なる |
イベント
Equality(平等) | すべてのクルーの投票数が同じになる。誰かが追放されるまで続く |
Ghostly Whispers | ゴーストのささやきでゴースト陣営に誰が味方かつげられる。クルーには船におおよそ何人のゴーストがいるかが伝えられる |
Ghosts at Work | 選ばれた一人が、指定したジョブの中に何人のゴーストがいるかをしることができる |
まとめ
こんな感じでみんなで協力するふりをしながら怪しい人を見つけ、追放を誘導し、なるべく自分の立場が有利になるように振る舞いましょう
人狼ゲームと違って追放されてもすぐ船に戻ってゲームを続けることができるので退屈することなく遊べると思います
イベントで階級や陣営が変わったりするバラエティ要素も楽しいので是非遊んでみてください
以上本日は「Paper Piratesのルールを説明」でした
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