誰でも遊べる人狼ゲームとして大流行の”Among us”
Youtube動画も人気で、これまで人狼ゲームをやったことがないプレイヤーもたくさん遊んでいますよね
私も以前 ”Dead by Daylight” や ”Splatoon” のゲームをプレイしていたフレンドから「”Among us”をやりたいんだけど、どんな風にやったらいいだろうか?」と相談を受けます
多くの人が心配するのはやはり「言葉で嘘をついたり言い合いをするのが怖い」「喧嘩にならないか不安」といった人狼ゲーム的要素に対する不安です
人狼系の要素があるゲームなので嘘をつくことを完全に避けることはできないのですが、ルール設定でなるべく”言い合い”や、”AさんとBさんどっちが正しい”といった議論を減らして言葉のストレスを小さくすることは可能です
今日はそんな「初心者や人狼ゲームが苦手な人向きの優しいAmong usルール設定」を紹介したいと思います
人狼側(インポスター)を気楽にできるような設定が基本
人狼ゲームに慣れていない人でも楽しめるようにゲームを設定する上で一番重要な基本方針は”人狼陣営(インポスター)を引いた人が気軽に出来るようにする”ということです
人狼ゲームを何年もやっている人でも基本的に嘘をつくサイドの人狼を引くとプレッシャーやストレスを感じます
ゲームのが始まる前から「人狼を引きたくないな、ひいちゃったらどうしよう」とみんなが思わないようなルール設定を目指しましょう
理想は8人で役職開示あり
まず結論から言いますと
・プレイ人数は8人
・追放時の役職開示をオン (議論でプレイヤーを追放した時にその人がインポスターだったか船員だったかがわかる
・インポスターの視野は1.5倍(デフォルト
これが初心者でも楽しみやすいベストな設定だと思っています
「ちょっとこの記事を全部読む時間がないなあー」
「そこまでAmongマニアになりたいわけじゃないだよなー」
という人はとりあえずこの三つの設定をしてゲームで遊んでみて下さい
8人な理由(わけ)
プレイ人数はインポスター(人狼)を基準に考えます
まずインポスターが1人だと必然的に負担が大きくなってしまうのでインポスターは2人にしたいです
となるとプレイヤー数が5名以上ということになるのですが、5~6人ではすぐにゲームが終わってしまいます
すぐにゲームが終わるとなるとどうしてもタイトな釣りをせざるを得ない(この後詳しく解説)ので人に若干余裕がある8人ぐらいが最も気軽に遊べるルール設定だと考えます
タイトな釣りをせざるを得ないって?
”タイトな釣りをせざるを得ない”について説明します
ゲームを始めて少しして一人の死体が発見され、緊急招集が発動されました
この時点で確実にインポスターが二人残っているので、プレイヤーはここで絶対にインポスターを吊らなければいけません
*インポスターにもう一人殺されたらインポスター2人、船員2人でインポスターの勝利でゲームセットしてしまう
人数がもう少し多ければゲームセットまで時間があるので
「今回は様子見しようか(処刑なし)」
「とりあえず死体があったので報告でーす」
とかそういった結論を先送りにしてスキップできるのですが、この6人ゲームの場合は”ここ絶対に誰かを処刑しなければいけない”ので、情報が少ない中で「あの人が怪しい」「なんでこうしてたの?」という話をしないといけません
6人のプレイではこのシビアな状況に頻繁に陥るので、基本的に7人以上集めたプレイをオススメします
逆に9~10人になるとインポスター2人では倒さなければいけない船員が多すぎるし、インポスターを3人にするとでインポスターが強すぎてしまいます
プレイ人数は
7~8人>>9~10人>>5~6人
の順で遊びやすいゲームとなります
ルールで設定する部分 役職開示ON インポスターの視野を広めに
ここから先はゲーム内のルールで設定する部分です
Among usではゲームのルールをプレイヤー自身で細かく設定することができます
ルール設定はロビーのパソコンから
ゲームのルール設定はロビーにアクセスすると左側に一覧で書かれています
全て英語なのですがゆっくり見てみるとそんなに難しくないのですぐに慣れるでしょう
そしてこのルールは画面中央のパソコンをタッチすることで変更可能です
ルールの日本語訳
ちなみにそれぞれを日本語訳するとこんな感じです
①Map :マップ
②Impostors :2 インポスターの数 2
③Confirm Ejects :On 追放時の役職開示 あり
④Emergency Meetings : 1 カフェで発動できる会議の回数 1回
⑤Anonymous Votes: Off 匿名投票 オフ
⑥Discussion Time : 15s 議論時間 15秒
⑦Voting Time : 120s 投票時間 120秒
⑧Player Speed: 1x プレイヤースピード 1倍(等倍)
⑨Crewmate Vision: 1x 船員の視野 1倍(等倍)
10 Impostor vison : 1.5x インポスターの視野 1.5倍(船員の1.5倍の視野)
この中で特に重要なのが③の追放時の役職開示と⑤のインポスターの視野の広さです
この二つはデフォルトで 開示=ON 、視野=1.5倍になっているのですがそのデフォルトのままの設定をお勧めします
役職開示があったほうが喧嘩になりづらい
役職開示設定は、プレイヤーを追放した時にその人がインポスターであったかそうでなかったかをシステムが教えてくれます
これはインポスターが仕事をしづらくするルールでもある(嘘をついたらばれる)のですが、圧倒的にこのルールの方がみんなのストレスは小さいです
役職開示がある場合とない場合の違い
例えばゲームの途中で「 AさんかBさんのどちらを追放しよう」という話になったとします
みんなそれぞれ「 A さんの方が怪しい思う」また「 A さんインポスターじゃないと思うから残したい」という風に意見をだして投票で結論を出します
その後役職開示があればその議論のどちらが正しかったのかが分かります
気持ちが切り替えられる
1回の投票ごとに「あの時は正しかったんだな」「間違っていたんだな」と自分の投票を自分で評価できるので、気持ちを切り替えてその後のゲームを再開することができます
逆に役職開示をしないと「あの時の吊りが正しかったのか間違っていたのか?」という話がその後の議論でも再燃したりすることが多々あります
話に決着がつかなかったり、細かな見間違いやすれ違いを後まで引きずることが出てきたりして「まだこの話しなきゃいけないの~?」と疲れるゲーム展開になることがあります
見間違いや勘違いもよく起こるゲームなので、一回一回の議論を後に引きずらない役職オープンのルールが気楽なゲームを作るコツだと思います
インポスターの視野は広めにしてあげよう
そして最後はインポスターの視野の設定です
これはどういう違いかと言うと、このゲームで船員は画面全てを見えているというわけではなく設定された一定の範囲内のみ明るく表示されます
デフォルトの設定で船員とインポスターの視野を比較してみましょう
まずは船員
一方のインポスターの画面はというと…
端っこまでハッキリと見えています
船員の視野が狭いとインポスターは気楽
このゲームではインポスターが他のプレイヤーを殺害する瞬間や、専用の通路ベントから出る瞬間を他の人に見られてしまうことは多々あります
インポスターで常にこの「誰か近くで見ているんじゃないか」というのを気にするのは疲れてしまうので、船員の視野を狭くしてあげればインポスターの人はのびのび暗殺活動を楽しめるようになります
こちらが船員だけかなり狭い視野0.5倍で遊んだ時の画面です
動画がこちら
視野が狭くなると初心者の人は迷子になりやすくなってしまいますが、インポスターの人はだいぶ安心ですね
デフォルトでも別に構わないと思うのですが、より初心者の人も気軽に遊べるようにしたい場合には船員の視野は1倍未満にしてみましょう
まとめ
こんな感じでインポスターでも遊びやすいを基準に人数を設定して、”議論をシンプルにするために役職開示”、”インポスターの人が仕事をしやすくするための狭い視野”といった感じでルール設定をすれば初心者の人も気軽に遊べるゲームになると思います
遊んでいくとさらに「ゲーム中にプレイヤー同士の団体行動を制限するかどうか」とかのほかの要素も気になってくると思うので、慣れてきたら自分たちの輪の中でのルール(ローカルルール)を設定して調整していくと良いでしょう
両方の陣営が楽しめるルールを作っていくのも人狼系ゲームの醍醐味だと思うので、細かなところはマイルールの採用とかで自分達にあったゲームを探してみてください
以上本日は「初心者でも気軽に遊べるアモングアスおすすめのルール設定」の紹介でした
コチラ↓で他にもAmong us情報を発信しているので是非見てみてください
コメント